【Python】pyenvを使用したバージョン変更方法(Windows)

pyenv-winのインストール

pyenv-winというpyenvのWindows用フォークを使用します。以下の手順でインストールします。

「Git Bash」を開き、以下のコマンドを入力して、pyenv-winをインストールします。

$ git clone https://github.com/pyenv-win/pyenv-win.git "$HOME/.pyenv"

環境変数の設定

pyenv-winを使うために、環境変数を設定する必要があります。

以下の手順で設定します。

  • コントロールパネルを開き、システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定をクリックします。
  • システムのプロパティダイアログで、「環境変数」ボタンをクリックします。
  • 「ユーザー環境変数」の下の「新規」ボタンをクリックし、以下の値を入力します。
変数名: PYENV
変数値: %USERPROFILE%\.pyenv\pyenv-win\
  • 「システム環境変数」の中で、Path変数を見つけて選択し、「編集」ボタンをクリックします。次に、以下の2つのパスを追加します。
%USERPROFILE%\.pyenv\pyenv-win\bin
%USERPROFILE%\.pyenv\pyenv-win\shims
  • 環境変数ダイアログとシステムのプロパティダイアログを閉じて、変更を保存します。

pyenvの動作確認

  1. コマンドプロンプトを開きます。
  2. 以下のコマンドを入力して、pyenvのバージョンを確認します。
$ pyenv --version

pyenvを使ってPythonのversionを指定する

以下のコマンドを実行するとinstall可能なpythonのversionのリストが表示されます。

$ pyenv install --list

ここで出てくる中からversionを指定してinstall

$ pyenv install 3.9.13

versionはglobalとlocalの指定方法があります。

例えば、globalにversion3.9.13を指定する場合、

$ pyenv global 3.9.13

指定したversionになっているかを確認する

$ python --version
Python 3.9.13

$ pyenv version
3.9.13 (set by C:\Users\name\.python-version)

どちらの方法でも可能です。

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