どうもこんにちは!
私が日々監視している日本株約300銘柄を毎週末に振り返り、その中から注目柄を厳選し、発信しています。
本記事に記載するの内容
- 購入する理由
- 売却した場合、売却理由
私自身もこれを見て振り返り、思ったように値が動かなかった場合、当初に立てた仮設と何が違っていたのか、同じ間違いをしないようにしていきます。
成功よりも、失敗の分析により時間をかけていきます。
一緒に強強投資家になりましょう!
そして”損小利大”で”所得倍増計画”です!
投資は、利益を増やそうとする意識よりも、損失を回避しようとする意識の方が大切
分析は、私が指標としているこちらに基づいて、チャート分析、ファンダメンタル分析を行います!
先週一週間の市況
日経平均
マザーズ
日経平均、マザーズともに月曜日は窓を空け下落し、その下落分を戻すことができず一週間を終えました。
日経平均は直近安値を大きく下抜けましたが、マザースは直近安値を下抜けることなく死守しています。
今週の分析対象選定銘柄
今週は1銘柄です。
4493 サイバーセキュリティクラウド
4493 サイバーセキュリティクラウド
チャート分析
No. | ポイント | 判定 | 補足 |
1 | 67日平均線上昇 | ○ | 転換したばかり |
2 | 5日平均線が22日と67日上抜け | ○ | |
3 | 一目均衡表上抜け | ○ | |
4 | パラボリックが上昇 | ☓ | |
5 | ボトムの兆候 | △ | 2022/02/28に窓を空け上昇 現在、ちょうど上場時初値の価格 |
6 | 買いの出来高が売りの出来高を上回っている | ○ | |
7 | 直近6ヶ月間上昇し続けていない | ○ | 2020/06から約2年間下落トレンド |
8 | 67日移動平均線との乖離率が直近6ヶ月の最高の1/2以下 | ☓ | 2022/03/11時点での乖離率41%。 かなり大きい。 |
9 | 日足でMACDが上昇、週足でMACDが0以下から上昇 | ○ | |
10 | 日足RSIが40以下から55抜け、週足RSIが70以下 | ○ | |
11 | 決算発表まで1ヶ月以上ある | ○ | 直近決算発表2022/02/14 |
日足チャート
週足チャート
コロナ流行直後に上場し、その後急騰し、その後は下げ散らかしてますね。。
ファンダメンタル分析
No. | ポイント | 判定 | |
1 | 設立年月 20年以内 | 2010.8 | ○ |
2 | 上場年月 10年以内 | 2020.3 | ○ |
3 | 事業内容 | Webセキュリティサービス | – |
4 | 社員平均年齢(歳) | 34.0 | ○ |
5 | 平均年収(万円) 450以上 | 656 | ○ |
6 | コーポレートサイト | https://www.cscloud.co.jp/ | – |
7 | 時価総額(億円) 500以下 | 233 | ○ |
8 | 社長の名前 | 小池 敏弘 | – |
9 | 創業社長か | ☓ | |
10 | 社長の持ち株比率(%) 20以上 | 非開示 | ☓ |
11 | 外国持ち株比率(%) | 22.9 | – |
12 | 配当(円) | 0 | – |
13 | 自己資本比率(%) 20以上 | 53.6 | ○ |
14 | 比較銘柄 | – | |
15 | 優位性(差別化ポイント) | ||
16 | PSR(株価売上高倍率) 時価総額 / 年間売上高(来期) | 11.9 | ☓ |
17 | 売上高上昇率(今→来→再来) | 51, 28 | ◯ |
18 | 営業利益上昇率(今→来→再来) | 54, 3 | ◯ |
まとめ
気になったのは以下3点です。
- 現時点では移動平均線との乖離が大きい
- 創業社長でなく、社長の持ち株も極めて少ない
- PSRが高い
特に、現在の株価の適正値の判断について、PSR11.9倍は測定不能な水準です。
一応、直近は上昇トレンド転換している理由を見ておきましょう!
- ウクライナ情勢によりサイバー攻撃リスクが高まった
- 3月7日に「製造業向けサイバー攻撃緊急対策パック」開発発表
トヨタの取引先、小島プレスがサイバー攻撃を受けての発表だとしたら対策が迅速過ぎますね!すごいスピード感。
「製造業向けサイバー攻撃緊急対策パック」とはどんなもの?
以下の2つをセットにしたパッケージです。
- 「クラウド型WAF『攻撃遮断くん』DDoSセキュリティタイプ」
- 「脆弱性情報収集ツール『SIDfm』Group」
WAF(Web Application Firewall)とは
Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃へ対するセキュリティ対策のこと。
クラウド型 WAF「攻撃遮断くん」とは
報漏えい、Web 改ざん、サーバダウンを狙った攻撃などの脅威から、企業とユーザーを守るサービスです。クラウド型の為、保守・運用に手間を掛ける事なく、24 時間 365 日の高セキュリティを実現。
サイバーセキュリティクラウド公開資料より
2 月 16 日以降、ブラック・ハッカーなどによる DDoS攻撃、正確には BOT や脆弱性スキャンツールなどによる不正アクセスの検知が、直近 3 ヶ月平均と比べて最大 25 倍も増加している
サイバーセキュリティクラウド調査結果より
このセキュリティの脅威に対し、サイバーセキュリティクラウド社のサービスが評価されているようです。
将来性
2022年より本格的に米国市場へ展開していき、成長率は、年平均30%以上を目指し、2025年には海外売上比率10%を目指しています。
成長戦略がこちら
日本ではトップシェアにも関わらず、3000億円の国内市場に対しシェアは1%未満。
確かに拡大余地がまだまだあるように見えますね。
先週の振り返り
こちらの2つの銘柄について先週の振り返りをします。
- 7038 フロンティア・マネジメント
- 9450 ファイバーゲート
先週は月曜日が波乱相場となり、指定額以上で買いの逆指値注文をしていた私はどちらも買えず、ポジション無しとなり救われました。
7038 フロンティア・マネジメント
指値とした852円までも下がらず購入できず。
そのため引き続き要チェック。
一旦押し目を付け再び上昇を見込んでいます。
9450 ファイバーゲート
こちらは見事に下げました。
株式会社ナチュラニクスとの間で、2022 年 3 月 4 日付で、業務提携契約を締結するとともに、転換社債型新株予約権付社債の引受を行うことを決定しました。
転換社債型新株予約権付社債とは?
一定の条件で株式に転換できる権利のついた社債のことです。
これが株価へ影響を及ぼしたのでしょうか。
今週は以上になります。また来週楽しみにお待ちください。!
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