【要約&書評】AI分析でわかったトップ5%社員の習慣

ブックレビュー

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著者

越川慎司

クロスリバー代表

605社に対して働き方改革支援

「トップ5%社員」よくある自己啓発本かなと半信半疑で読むことにしましたが、実際の観察に基づきAIによりデータ収集していることから、数字的裏付けがありとても学びになる本でした!

サンプル数は”5%社員”9000名、”95%社員”9000名の計約1万8000名というからすごい数!

「5%社員」の5原則

最初に結論。「5%社員」の5原則とはこんなもの!

  1. 目的のことだけを考える
    過程よりも結果を重視、時間を大切にする、自分で目標設定している
  2. 弱みを見せる
    腹を割って自己開示し、弱い部分をさらけ出し、相手の懐に入り込む
  3. 「挑戦」を「実験」と捉える
    行動の量が多い(会話、チャット、会議での発言、移動距離)
    迷った時は苦しい方を選択する
    I型の足し算のスキルアップでなく、T型の掛け算のスキルアップを狙っている
  4. 「意識変革」はしない
    意識改革以前に、行動によって意識を変えている
  5. 常に「ギャップ」から考える
    逆算思考。目標達成のために今月やること、今週やること、今やること

例えば、プレゼンにおいては

“一般社員”が、資料完成に達成感を感じるのに対し、”5%社員”はその資料により出した成果、相手にどんな行動を引き出したかに達成感を感じる。

だから、フィードバックに対する考え方が異なり、積極的にもらい、それによって改善をしている。

読書する本の冊数で比較をすると、28社へのアンケートの結果2.2冊/年だったのに対し、「5%社員」は48.2冊

歴然の差!

問題発生時はデザイン思考に基づきアプローチする

「どうやって」解決するかの前に、「なぜ」その問題が発生したのかを追求する。

すぐに解決策を考えようとしない!

思考と行動

失敗について大事な考え方

成功する唯一の方法は、たくさんの失敗をすること

失敗をしてみると、完璧を目指すことがいかに無意味なことかわかる

レシュマ・サウジャニ Girls Who Code創設者

“5%社員”と”一般社員”での思考と行動の違いをこちらにまとめました。

5%社員一般社員
達成感を大切にする自分の目指すべき姿に向かって仕事をする他者から認められることを目指して仕事をする
新しい挑戦にはデメリットがあることを理解している失敗によって得た学びを次に活かせば成功に近づくと考える失敗のリスクを考えて何もしない
完璧を目指さない8割の精度や目標値を設定して、どんどん前へ進む完璧を目指して、準備だけに時間がかかり、前へ進めない
再現性を大事にする成果を出し続けるルールを見つけ出すために行動実験をする一時的な成果が出ただけで、喜び、満足する
止まって考える時間を設けている仕事を振り返り、改善点を見つけ出す仕事に追われて、振り返り時間を取る余裕が無い
経験学習をする現場経験を積み、実践的なスキルを習得資格や集合研修でスキルを磨く
20%の完成度で意見を求める早い段階での指摘により時間もストレスも低減できる提出後にダメ出しされたら作り直せばいい
アウトプットする習慣を持っている意見や学習成果を披露する機会を作るインプットに注力
笑顔の連鎖を作る楽しさの感情を周りと共有厳しく指示を出したら相手は動いてくれると思っている
結果は準備で決まることを理解している翌日にやることのリストができているのでいいスタートがきれる夜遅くまで働き疲れ果て、いいスタートがきれない

「再現性を大事にする」の補足をすると、なぜうまくいったのか、いかなかったのかを冷静に分析し、再現できるようにしている。そのために、手順化して、習慣化する。

「笑顔」については、人は、誰かと仕事をする時、会って最初の5秒で信頼できる人かどうか判定するという調査結果がある。

強いチームをつくる発言

“5%社員”と”一般社員”での発言の違いをこちらにまとめました。

5%社員一般社員
今ちょっといい?相手に関心があり、コミュニケーションをとる見下されていると思い込んで、コミュニケーションを避ける
そうかもしれない、しかし私はこう思う相手を気持ちよくさせながら、主張する思考停止し、意見の衝突を避け、いい人に徹する
「いいね」「そうだね」「さすがだね」

発言時間は22%多く、発言時間は24%少ない

みんなが「イエス」というものを「ノー」の立場から考えている!

否定的に捉えられる「ダ行」をあまり使わない

否定的に捉えられる「ダ行」をあまり使わず、代わりに「サ行」を使う

ダ行: だけど、でも、ですから、どうしても

サ行: そうですか、そうしたら、しかし、失礼しました、承知しました

すぐやる習慣

・席にいない、動き回る。そしていろんな人脈を持つ

・メールのスピードが15分以内
 仕事を効率化する魔法の言葉「今いいですか?」「それはできません」
 来週の予定のお伺いを立てるのでなく今!そしてできないことはきっぱり断る!

まず単独行動する

学びをすぐに実践する

・翌日のタスクをまとめてから退社する

タスク管理アプリトップ5はこちら

  • Trello
  • Google Keep
  • Asana
  • Microsoft To Do
  • Todo Cloud

では具体的にどう管理しているのか?

・見積もり時間とチェックポイントを設ける

・そしてその見積もりが合っていたか振り返る
 想定に対し早いのか遅いのか。それを1日の最後に振り返り、ギャップを修正していく。

・すぐにメモを取る

まとめ

全てにおいて数値的裏付けを持って解説されているためとても説得力があった。

また、対比として、一般社員ならどうなのかも描画されているのが、イメージしやすくしてくれている。

トップ20%と5%での違いについての解説も印象的でした。トップというと、自信家で、主張の強い人という印象だが、それはトップ20%の人で、5%の人は意外と謙虚な人が多く協調性のある人である印象を受けた。

一番、学びになったのはこれ!

仕事を与えられたとき、まず、俯瞰的に捉え、なぜを繰り返し、すぐに行動する!

よく言われることではあるけどどうしても目の前のことに一生懸命になり、すぐに取り掛かりなぜの探求がおろそかになってしまう。そしてすぐに行動する!

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