RubyとRuby on Railsのバージョン切り替え方法についてまとめています。
コマンド切り替え時にぜひご利用ください。
Ruby
インストール可能なRubyのバーションを確認
$ rbenv install --list
または以下のように省略も可能
$ rbenv install -l
新たなバージョンをインストールする場合
$ rbenv install 2.6.5
“2.6.5”の部分はインストールしたいバージョンを指定します。
今のバージョンを確認
$ ruby -v
インストール済のバージョンを確認
$ rbenv versions
バージョン切り替え
$ rbenv global 2.6.3
または
$ rbenv local 2.6.3
“global”と”local”は、名前の通り”全体”か”対象のディレクトリのみ”か、設定する範囲の違いです。
ですが、globalは優先順位が低いです。
どういうことかというと、localでバージョン設定すると、それ以降globalが効かなくなってしまいます。
そんなときは、以下コマンドで一旦localのバージョンを破棄してからglobal設定をします。
$ rbenv local --unset
$ rbenv rehash
他にも、こんな方法があるようです。
404
404 - Page Not Found
Railsの.ruby-versionファイルを直接強引に編集します。
globalで設定したとしても、フォルダに.ruby-versionがファイルがある場合は、そこに記載がされているバージョンが優先されます。
.ruby-versionファイルは、globalよりも優先順位が高いのでここに記載したバージョンで使用することがができるようになります。
Rails
新たなバージョンをインストールする場合
$ gem install rails -v 6.0.3
“6.0.3”の部分はインストールしたいバージョンを指定します。
今のバージョンを確認
$ rails -v
インストール済のバージョンを確認
$ gem info rails
-vのコマンドで、RubyとRailsでは出力結果が異なります。
Rubyの場合は、使用バージョンが表示されるのに対し、
Railsの場合は、最新のバージョンが表示されます。
Rubyは、使用バージョンを切り替えることができましたが、Railsの使用バージョンは、rails newするときに指定することでそのバージョンを使用できます。
$ rails _5.2.5_ new "アプリ名"
バージョンを指定しなかった場合、インストール済みの最新バージョンで作られます。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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