米国の高配当株に分散投資ができる、代表的な3つのETFについてそれぞれの特徴をまとめました。
この記事を見ていただくことで、米国の高配当株ETFの特徴がわかるようになります。
その3銘柄は、YouTuberの両学長が毎月「学長厳選投資ニュース」で照会しているこちらの3つです。
これらについて詳しくをご紹介します。
- HDV (iShares Core High Dividend ETF)
- SPYD (SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)
- VYM (Vanguard High Dividend Yield ETF)
HDV
ファンド名 | iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF |
分配 | 年4回 |
信託報酬 | 0.08% |
配当利回り(12ヶ月) | 3.40% |
平均出来高(万株) | 2,066 |
直近3年間のS&P500の代表的ETFであるVOOとの比較は以下のようようになっています。
ローソク足のチャートがVOO、オレンジ色の線がHDVです。
比較すると、大きくアンダーパフォームしていることがわかります。
その下の水色は相関係数を表しています。
直近はVOOとの相関がなく、VOOが下落しているのに対し、HDVが上昇しており、完全な連動性は無いことが確認できます。

組入上位銘柄

原油、石油銘柄の比率が大きいことが理由で直近は上昇しています。
SPYD
ファンド名 | SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF |
分配 | 年4回 |
信託報酬 | 0.07% |
配当利回り(12ヶ月) | 3.62% |
月間出来高(万株) | 4,825 |
直近3年間のS&P500の代表的ETFであるVOOとの比較は以下のようようになっています。
ローソク足のチャートがVOO、黄色の線がSPYDです。
比較すると、こちらもHDV同様大きくアンダーパフォームしていることがわかります。

組入上位銘柄

VYM
ファンド名 | バンガード・米国高配当株式ETF |
分配 | 年4回 |
信託報酬 | 0.06% |
配当利回り | 2.82% |
月間出来高(万株) | 6,338 |
直近3年間のS&P500の代表的ETFであるVOOとの比較は以下のようようになっています。
ローソク足のチャートがVOO、水色の線がVYMです。
比較すると、こちらもHDV、SPYD同様大きくアンダーパフォームしていることがわかります。

組入上位銘柄

まとめ
3指数とVOOの比較を一覧にまとめました 。
どれも甲乙取り難いですね。
組入上位銘柄を見ても結構違いがあるので、同じようには動かないのも納得ですね。
3指数のチャートを比較すると、相関係数の結果からもわかりましたが、VYMが比較的S&P500との相関が高いことがわかります。

直近3年間ではVYMが一番パフォーマンスが良いですね。
これはS&P500のパフォーマンスが良かったから、相関の高いVYMが最も良かったとも考えられます。
S&P500が弱気相場に入ったときにパフォーマンスが異なることも予想されますので、株価の上昇が見込みにくい今後はイールドでリターンを狙っていきましょう。
私は、3銘柄に分散投資することとします。
参照サイト
月間出来高等はこちらから参照しています。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント