【徹底分析】バフェットポートフォリオ上位15銘柄

投資の神様ウォーレン・バフェットより投資対象銘柄選定基準を学ぶべく、

バフェットのポートフォリオより、保有比率上位15銘柄を徹底分析しました。

2022年4月17日時点で公表されているポートフォリオをもとにしています。

バフェットのポートフォリオは、finbox.comというサイトより確認することができます。

その15銘柄がこちら↓それではいきましょう!

上位5銘柄でポートフォリオの内の79.4%を、上位10銘柄で89.6%を、そして15銘柄では94.5%を占めます。

主要指数のTOP3

15銘柄の中から、主要ないろいろな指数のTOP3を求めました!

上手のTOP3のセルに赤色で色付けをしています。

時価総額TOP3

大きい順

企業名時価総額事業内容
1Apple Inc$2,697,440,128,033説明不要
2Chevron Corporation$337,150,663,384石油大手
・石油、天然ガスの探査、開発、生産関連パイプライン、輸送および加工事業
・原油、石油および石油化学製品の供給、取引、精製、販売、輸送
3Bank of America Corp$302,996,599,888米銀行
・主に消費者及び中小企業向け銀行事業、
・法人及び投資銀行事業
・資産投資管理事業

小さい順

企業名時価総額事業内容
1Davita Inc$11,695,634,706・人工透析センターのネットワークを通じて、肝臓治療、腎臓透析サービスや関連テストの提供
・米国外で外来手術センターの運営と事務管理も展開する持株会社
2Verisign, Inc.$23,638,964,630総合電話通信会社
・有線音声・データサービス、無線サービス、インターネットサービス、電話帳発行などを手掛ける
・連邦政府向けに業務用電話回線、データサービス、電気通信機器、公衆電話などのネットワークサービスも提供する。
・世界規模で事業展開
3Bank of New York Mellon Corp$38,168,057,665金融持株会社
・ファンドの会計運営
・ミューチュアル・ファンドの代理派遣業
・証券貸出、および証券のパフォーマンス分析等に注力

一番小さいDavita でも2022/04/17時点のドル円為替レートで計算すると約1兆4784億円です。

一番でかいAppleに至っては、340兆円。驚愕ですね。

最近市場再編で無くなってしまいましたが、東証一部の合計の約半分にあたります。

時価総額は、成長余地の参考のために比較をしました。

成長可能性という面で考えたときに、一般的には大きい企業よりは小さい企業の方が成長余地は大きいためです。

PSR割安TOP3
企業名PSR事業内容
1Kroger Co0.31・スーパーマーケットで販売する食品の製造、加工。
・米国全土にスーパーマーケット、マルチデパート、コンビニを運営
2General Motors Company0.46自動車会社
・北米、ヨーロッパ、南米などの地域に自動車、トラック、クロスオーバー、自動車部品の設計・製造・販売を行う
3Davita Inc1.01前述
PER割安TOP3
企業名PER事業内容
1General Motors Company5.86前述
2Bank of America Corp9.48前述
3Davita Inc9.66前述

高配当TOP3
企業名配当利回り事業内容
1Verizon Communications Inc.4.72%前述
2Kraft Heinz Co3.78%食料品会社
・調味料、ソース、チーズおよび乳製品、肉、飲料、コーヒーなどの食品・飲料製品の製造
およびマーケティングを手掛ける
3US Bancorp3.34%総合金融サービス会社
・預金・貸付サービス、キャッシュ・マネジメント、外国為替および投資運用サービスを手掛ける。
・クレジットカードサービス、モーゲージ・バンキング、保険、仲介業務、リースも提供
・米国中西部および西部を中心に事業を展開

1,3,5年騰落率

2022年4月17日現在の株価を基準に、1年前、3年前、5年前からの騰落率を算出しました。

1,3,5各年の高パフォーマンスTOP3のセルに色付けをしています。

アップルは抜群の安定感ですね。

最近はコモディティ系が高パフォーマンスとなっています。

まとめ

上位15銘柄の内、金融系が4銘柄、情報通信系が4銘柄、あとはメーカー、コモディティ系です。

このポートフォリオから私はこう読み取りました。

結論、アップルに賭けましょう!

以下の金融系銘柄で金利上昇局面で恩恵を享受しましょう。

  • Bank of America Corp
  • American Express Company
  • US Bancorp
  • Bank of New York Mellon Corp

物価の上昇に備え、コモディティを扱う以下銘柄でヘッジをしましょう。

  • Coca-Cola Co
  • Kraft Heinz Co
  • Chevron Corporation
  • General Motors Company
  • Kroger Co

そして、生活インフラとなる安定成長が見込める高配当銘柄でインカムゲインを得ましょう。

  • Verizon Communications Inc.

最後に

バフェットの上位15銘柄とほぼほぼ同じ比率でポートフォリオを作りたい場合どうなるのか、いくら変えばできるのか、作ってみました!

最小公倍数より算出すると、保有比率0.8%のCHTRが一番大きな数字となるので、ここが基準になります。

結論、同様のポートフォリオを作るには約7万ドル、日本円にすると126.35円/ドルでの計算で、

877万円になってしまいます!

これはあまり現実的でないですね。

もう少し現実的に購入できる額とするため、保有比率が2%以上の上位8銘柄で作ってみましょう!

合計143万円となりました。

これでしたらいけそうですね!

さらに!

でもこの143万円、一回で買う勇気はなかなか無いですよね。

そこで、ある程度比率を保ちながら10回に分けて購入するプランを考えました。

シンボル12345678910
AAPL371013162023262933
BAC481216202529333741
AXP0112233445
KO1345689101113
KHC1234567789
MCO0000111111
VZ1122334455
USB0112233445

一番上の行が回数を表示しており、累積数を表しています。

10回目で、ちゃんと目標株数になっていますね!

もう少し親切に、各回で何をいくつ購入すればよいのかもまとめました。

シンボル12345678910
AAPL3433343334
BAC4444454444
AXP0101010101
KO1211121112
KHC1111111011
MCO0000100000
VZ1010101010
USB0101010101

これでバッチリですね!

以上、お読みいただきありがとうございました。

ポートフォリオは日々変わるものですので、今後も定期アップしていきますのでぜひご覧ください。

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