仮想通貨の価格の天井や、ボトムを判断するための参考指標のひとつとなるツールを紹介します。
相場では、皆がまだまだ上がると思っているときが天井だったり、まだまだ下がると思っていたときが底だったりしますよね!
そのような状況では、感情的になりバイアスがかかってしまうものです。
どこまで下がると投げ売りが入るのか?それを判断するために参考となる指標を提供してくれている、仮想通貨の市場参加者のエモーション(感情)の状況を確認できるツールが存在します。
仮想通貨市場の感情とセンチメント確認ツール
そのツールがこちらです。
「Fear & Greed」は「恐怖と強欲」を意味し、値が低いほど恐怖の感情を表しています。
上の画像はリアルタイムの指数を表し、下のグラフでは、指定した期間の推移を確認できます。
こちらは直近1年間の推移を表しています。
この指数が仮想通貨推移とどれくらい相関があるのか、Bitcoinの価格の推移と比較してみましょう。
大抵の場合、Fear & Greed Indexが20に到達してところが、価格の底にあることが確認できます。
そのため、この指数が、Bitcoinを現在の価格を判断するのに材料として使えることがわかりますね!
指数算出方法
この指数は何を基準に算出されているものでしょうか?
その中身を確認すると、5つの要素を合算して総合判断されていました。
各要素のウェイトは以下のようになっています。
Data Sources | Weight |
Volatility | 25 |
Market Momentum/Volume | 25 |
Social Media | 15 |
Surveys | 15 |
Dominance | 10 |
Trends | 10 |
Volatility
過去30日間および90日間の平均値と比較し、ボラティリティの高低を判断。
Market Momentum/Volume
日足ベースで高い上昇、大きなボリュームがあれば強欲と判断。
Social Media
twitterのハッシュタグ等を集計し、世間の関心度を数値化。
Surveys
strawpoll.comという投票結果より分析していたが、現在は停止中。
Dominance
ビットコインに対し、アルトコインの優位性がどれだけあるかを分析し、高ければ強欲であると判断。
Trends
Googleトレンドをの結果を分析。
これだけの複数の指標をひとまとめにしてくれているのでこんなありがたい数値を活かさない手はないでしょう!
ご覧いただきありがとうございました。
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