今回は、88個ものライフハックの習慣が5つに分類され紹介されているこちらの本を紹介します。
タイトルの通り、歴史上の数々の天才たちが、なぜ偉業を成すことができたのかどのような習慣をもっていたのか、コンパクトに凝縮されたとても胸が熱くなる一冊でした。
Kindle Unlimitedで無料で読めちゃいました!
ライフハックとは、、、
毎日の小さな行動で、人生に大きな変化をもたらすテクニックのこと
そして、圧倒的な成功を収めた天才たちが使ったテクニックこそ”習慣”だった。
5つの分類
集中力を強化する
アイデアが湧いてくる
事の生産性を上げる
ストレスに打ち勝つ
学び、自らを高める
この88個の習慣の中で、私の心に刺さった習慣についてまとめました!
集中力を強化するライフハック
自分の残りの寿命を確認する パトリック・コリソン
コリソンの家には寿命を80歳として常にカウントダウンが表示されている。
人生の時間が限られていると思えば無駄な時間を過ごす暇はない。
知る人は好む人に勝てない。好む人は楽しむ人に勝てない。 孔子
アイデアが湧いてくるライフハック
毎日5分、ひとつのアイデアを考える 孫正義
カリフォルニア大学に留学していた孫は、毎月20万円の留学資金が必要だった。
普通ならバイトをすることを選択しようものだが、勉強を優先するために、彼は、1日に5分だけ働いて、ひと月に100万円以上稼ぐ方法はないものか?を本気で考えた。
そして、毎日5分だけ使って、1日ひとつ発明をする習慣を自らに課した。
世の中の2年後を予測してみる 是川銀藏
1年後でもなく10年後でもなく2年後なのが絶妙。1年では短い。10年後は予測が難しい。
一生のうちに必ず数回はチャンスがある。そのチャンスを生かすか殺すかは日頃の努力と精進、そして思考訓練を重ねているかどうかだ。
アイデアが欲しいときは散歩をする ベートーヴェン
2014年にスタンフォード大学より発表された研究結果によると、座ったままよりも歩いているときの方が「クリエイテティブな能力」が平均して60%高まる。
感情は隠さずに表に出す スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズにはこんなおかしな習慣があった。
- トイレの便器に足を突っ込んで水を流し、気分転換としていた
- りんごを食べればシャワーを浴びる必要はないと悪臭を放っていた
- 毎朝鏡を眺めながら、「もし今日が人生最後の日なら私はこれからしようとしている仕事をするだろうか」と自問自答
彼は並外れた感受性をもっていた。このことから言えるのは、感動をあわらにすることをためらってはいけない。
すごいものを見て感動できない人が、すごいことをやってのけるとは思えないからだ。
どうせなら夢を語る ラリー・エリクソン
オラクルの創業者
彼が成功できた理由のひとつは、若いころから「どうすれば大金を手に入れることができるのだろうか?」を考え続けた。
そして、いつも夢を語っていた。
何よりも見せ方を工夫する トーマス・エジソン
ビジネスは、成果を上げること以上にそれを印象的に見せる工夫を忘れてはならないことを教えてくれる。
実は電球を発明したのはエジソンではなかった。
既に電球は発明されており、あとは誰が長く光る素材を見つけるかの競争だった。
誰も考えなかったものを作り出したのではなく巧みな後方戦略で投資を受け、優秀な人材を集め競争に勝利した起業家だった。
ストレスに打ち勝つライフハック
自分のことを三人称で語る ユリウス・カサエル
三人称視点でひとりごとを発することにより、当事者の立場を離れることで、自分の感情を客観的に観察するようになり、それがストレスを緩和し、自己肯定感をアップさせる効果がある。
自己暗示の呪文を言う ロニー・コールマン
言葉を使って自分の思考と感覚を操作する。
「このくらい簡単に終わる!」「なんてことのない数字だ!」
頭の中のビデオテープを再生する マイケル・フェルプス
ビデオテープを再生するように、繰り返し完璧なレースを想像するということを
“朝起きた時”と”寝る前”、”レースの直前”にいつもこの習慣を繰り返した。
“想像もできないことを実現することはできない”ともよく言われますね
例えば、人前で話すのが苦手ならば、朝起きてからスピーチの準備をしスピーチを終えるまでを繰り返し詳細に想像するのである。
これにより精神的負担を解消することができる。
手紙で思考を整理する ゴッホ
ゴッホは今でこそ有名な画家だが、彼が生きている間は一枚の絵も売れなかった。
ではどう生計を立てていたのかというと、弟の無償の信頼と愛で援助を受け続けた。
ゴッホは弟に手紙を書き続ける習慣を持っていた。
こういった自分の思いを書く行為は、ネガティブな感情をコントロールするうえで大いに役に立つ。
カンニングをしてみる バラク・オバマ
演説の天才と言われたオバマだが、実はいつもテレプロンプターを使用していた。
聞いている相手に伝えられれば、別にカンニングしたっていいのだ。
学び、自らを高めるライフハック
毎朝10分最も大事なことを勉強する ロンブ・カトー
ロンブ・カトーは16ヶ国語に精通している。
そんな言語の達人になることができた勉強習慣がいくつか紹介されている。
その中のひとつが、「毎日その言語で思考する。毎日10分はその言語で話す」である。
まとめ
ただ習慣が紹介されているだけでなく、なぜ、どんな背景でその習慣を実践していたのか、その結果どうなったのかまで解説されていることで、非常に説得力があり、心動かされる一冊だった。
数々の著名人の功績や、習慣がコンパクトに凝縮されているため著名人が成し遂げた偉業、苦労、裏話まで知ることができてとても勉強になった!!
ちなみに私はこの本を読んで作りたいアプリが思い浮かび、アプリ制作に取り掛かりました。
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