【株式】投資銘柄選定のポイント13選 ファンダメンタルズ分析編

株式投資において私が確立した、”勝てる”ファンダメンタルズ分析をまとめました。

チャート分析についてはこちらにまとめておりますので、合わせてご覧ください。

上場企業が約3800社ある中から、良い銘柄を見つけようと思ったらある程度の条件をつけないととてもじゃないけど見きれません。

大事なのは「やらないことを決めること」

それではいきましょう!

条件である、ポイントを13個に絞っています。

ポイント1:設立年月 15年以内

成熟した企業の株価はほとんど動きません。

個人投資家の少ない運用資金で利益を出すにはボラティリティの高い、成長率の高い銘柄を対象にします。

本当は10年としたいですが、幅を広げて15年としています。

ポイント2:上場年月 7年以内

確かに、ガリバー企業でもコロナ後の商船株のように冒頭することもあります。

でも私が株式投資をする目的は、利益ともう一つ、今の時代のトレンド、これから成長する分野を知り、一石二鳥を求めているので、最近上場した勢いある企業とはどんな事業を行っているのかを知るためにこのような条件としています。

本当は5年としたいですが、幅を広げて7年としています。

ポイント3:事業内容

その事業に魅力があるか、自分が理解できる事業内容であるかを見ます。

自分が理解できないものに投資をしてはいけないとはよく言われるものです。

バフェットもこう言っています。

Only invest in ‘simple businesses’ that you understand.

ウォーレン・バフェット

Only buy something that you’d be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.

ウォーレン・バフェット

よくわからないビジネス、魅力を感じないビジネスには投資してはいけません。

10年相場が閉まるなんて想像しただけで恐ろしいですが、それくらいの想いで企業を選ぶということですね。

事業内容の把握は大前提として、以下について確認をします。

  • 同業他社に対する優位性
  • 成長戦略(将来性)

ポイント4:社員平均年齢 40歳以下

40歳以下を基準としています。

なぜかと言うと、一般的に見て、平均年齢の若い企業の方がエネルギーがあり、活気があり、成長可能性も高いものです。

ポイント5:平均年収 450万円以上

良い会社は、社員への還元率も高いはずです。

営業利益というのは、社員に給料を払った後の額に対し算出されるものですので、社員への給料が高く、営業利益も高ければ、付加価値の高いビジネスモデルであることがわかります。

逆に、給料を減らせば、営業利益を上げることができますから、営業利益だけを見て、利益率の良し悪しを判断することができないので年収も重要な指標としています。

ポイント6:時価総額 50億以上500億円以下

これもまた成長企業を探す一つの指標として、時価総額を見ています。

時価総額1兆円企業が3倍になる可能性よりも、時価総額100億円企業が3倍になる可能性の方が高いですよね。

そういった観点から500億円を基準としています。

しかし時価総額が小さすぎても、流動性が低く売買できないといったことも起こりうるので最低は50億円を基準としています。

ポイント7:社長

社長がどんな人なのか名前でリサーチします。

これがめちゃくちゃおすすめです。

会社を起こした社長がどんな人生を送ってきたのか、人生観がとても勉強になります。

(念の為)何か不正を起こした経歴が無いかも要チェックです。

また、創業社長かを調べます。やはり、サラリーマン社長とは、事業、会社に対する想いが違うと思います。

その思いが数字として表れる社長の持ち株比率も合わせてチェックします。

持ち株比率は20%以上を基準としています。

ポイント8:外国持ち株比率

これは、特に指標は無いですが、海外投資家の注目度がどれくらいあるかをある程度把握するために見ます。

ポイント9: 配当

成長企業は配当が無いことがほとんどですが、あるに越したことはないので、配当もチェックしておきます。

ポイント10: 自己資本比率 20%以上

自己資本比率が20%無いのは異常値です。

財務体質に問題があるので、問答無用で投資対象外とします。

ポイント11: PSR・PER

割安、割高の判断材料として、PSR・PERを用います。

これらは成長率や注目度によって変動しますので、一概に言えないですが、以下を基準とします。

  • PSR:10倍以下
  • PER:50倍以下

ポイント12: 売上高・営業利益 成長率

投資対象としては、成長率15%以上としています。

この成長率が、上記のPSR・PERとも関係があります。

高成長の企業はPER等が高いものです。そのため、PERが高いか低いかは、成長率と合わせて判断します。

ポイント13: 最近のニュース

最近3ヶ月間ほどのニュースをチェックします。

  • 直近の決算発表資料の確認
  • 決算発表後の市場の反応を確認
  • 予想に対する進捗率

番外

本業がある兼業投資家は日々の話題の銘柄を追いきれません。

私が日々監視する銘柄のリストは、以下3つの情報源より選択しています。

  • YouTube 「Dan Takahashi – PostPrime」
  • YouTube 「朝倉慶のASK1」
  • 雑誌 「会社四季報 プロ500」

四季報のプロ厳選500を定期購読しています。

この雑誌から探すときのポイント

以下どちらかに値するかで取捨選択して、速攻で目を通しています。

・時価総額500億以下

・上場7年以内(時価総額が大きくてもこちらを満たせばOK)

以上、お読みいただきありがとうございました。

こちらにまとめた原則に倣い、毎週注目銘柄を発信していますので、引き続きぜひご覧ください。

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