【Rails】タイムゾーンの設定

Ruby on Railsアイキャッチ画像

タイムゾーンの設定方法

まず、タイムゾーンは2つの設定が存在する。

  • Railsのタイムゾーン
  • ActiveRecordでDBを読み書きする際に、DBに記録されるタイムゾーン

Railsのタイムゾーン

Railsのタイムゾーンを設定するためには以下ファイルに追記する。

require_relative "boot"

require "rails/all"

# Require the gems listed in Gemfile, including any gems
# you've limited to :test, :development, or :production.
Bundler.require(*Rails.groups)

module CountdownTimer
  class Application < Rails::Application
    # Initialize configuration defaults for originally generated Rails version.
    config.load_defaults 6.1

    # Configuration for the application, engines, and railties goes here.
    #
    # These settings can be overridden in specific environments using the files
    # in config/environments, which are processed later.
    #
    # config.time_zone = "Central Time (US & Canada)"
    # config.eager_load_paths << Rails.root.join("extras")
  end
end

こちらは、rails 6.1.4で作成したときのデフォルト

この中の以下コメントアウトを外し、

# config.time_zone = "Central Time (US & Canada)"

‘Tokyo’とする。

config.time_zone = 'Tokyo'

これでRailsのタイムゾーンの設定完了!

何も設定しないと”UTC”となっている。UTCとは「協定世界時(UTC)」

ActiveRecordでDBを読み書きする際に、DBに記録されるタイムゾーン

上記のRailsのタイムゾーンの設定の下に以下を追加する。

config.active_record.default_timezone = :local

このタイムゾーンの設定は、:utcと :localのどちらかを設定することができる。

:localを使用すると、DBが動作するサーバーのタイムゾーンが使用される。

このコードが何を意味しているかというと、Rubyプロセスのタイムゾーンを見ている。

設定時間の確認方法

rails cでコンソールを起動

Time.currentと実行するといかのように確認ができる。

こちらはタイムゾーンを’Tokyo’に設定する前

irb(main):001:0> Time.current
=> Wed, 22 Sep 2021 12:53:18.709772000 UTC +00:00

タイムゾーンを’Tokyo’に設定した後

irb(main):001:0> Time.current
=> Wed, 22 Sep 2021 21:56:14.189389000 JST +09:00

デフォルトのUTC設定に対し、+9時間となっていることが確認できる。

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